日本のダム 大倉ダム



大倉ダムは、宮城県仙台市青葉区、名取川水系大倉川に建設されたダムです。マルチプルアーチダムの形式を採用しており、名取川の治水と仙台市の水がめとしての役割を担っています。ダムによって形成された人造湖は大倉湖(おおくらこ)と命名されています。

ダムの諸元
ダム型式: マルチプルアーチダム
堤高: 82m
堤頂長: 323m
総貯水容量: 28,000,000m³
利用目的: 洪水調節、不特定利水、かんがい、上水道、工業用水、発電
事業主体: 宮城県
発電所名: 大倉発電所 (5,200kW)
施工業者: 前田建設工業
着手年/竣工年: 1956年/1961年
大倉ダムは、日本で唯一のダブルアーチ式コンクリートダムとして、そのユニークな構造で知られています。2023年9月には土木学会選奨土木遺産に認定されました。

地理と沿革
大倉川は、奥羽山脈の船形山を水源とし、広瀬川に合流する前に険しい峡谷を形成しています。ダムの建設は、名取川水系の治水と仙台市への上水道供給を目的として行われました。特に、仙台市の急速な人口増加に伴う水需要の増大に対応するため、大倉川に上水道専用ダムとして計画されました。

ダムの目的と影響
大倉ダムの主な目的は洪水調節、不特定利水、灌漑、上水道・工業用水道供給、および水力発電です。ダムは仙台市及び周辺地域の治水と利水に大きく貢献しており、大倉湖は地域の観光地としても人気があります。また、ダムは仙台市の水がめとしても重要な役割を担っています。

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日本のダム 漆沢ダム



漆沢ダム:宮城県加美郡加美町の多目的ダム
漆沢ダムは、宮城県加美郡加美町字漆沢の鳴瀬川に建設された多目的ダムです。洪水調節、灌漑、上水道、工業用水、発電を目的としており、ダム湖は鳴源湖(めいげんこ)と名付けられています。このダムは中央コアー型ロックフィルダムで、堤高は80.0メートル、堤頂長は310.0メートルです。

ダムの諸元と目的
ダム型式: 中央コアー型ロックフィルダム
堤高: 80.0m
堤頂長: 310.0m
総貯水容量: 18,000,000m³
利用目的: 洪水調節、灌漑用水、上水道、工業用水、発電
事業主体: 宮城県
施工業者: 鹿島建設
着手年/竣工年: 1970年/1981年
漆沢ダムは、宮城県加美郡加美町の鳴瀬川に位置し、洪水調節や地域への安定した水供給を目的に建設されました。ダムによって形成された鳴源湖は、その美しい景観で観光地としても知られています。

まとめ
漆沢ダムは、宮城県加美郡加美町における洪水調節、灌漑、上水道、工業用水の供給、および発電に重要な役割を果たしています。また、ダムによって形成された鳴源湖は地域の自然環境との調和を示す美しい景観を提供し、観光地としても価値があります。

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日本のダム 牛野ダム



牛野ダム:宮城県黒川郡大衡村の灌漑用ダム
牛野ダムは、宮城県黒川郡大衡村に位置し、一級河川・鳴瀬川水系善川に建設された県営ダムです。ロックフィルダムの形式を採用しており、吉田川の治水と大衡村等の耕作地への灌漑用水供給を目的としています。

ダムの諸元と目的
ダム型式: ロックフィルダム
堤高: 21.4m
堤頂長: 160.1m
総貯水容量: 500,000m³
利用目的: 灌漑
事業主体: 宮城県
施工業者: 丸か建設
竣工年: 1972年
ダム湖の周囲は湖畔公園となっており、キャンプ場も設置されています。桜の名所としても知られ、春の桜、夏のキャンプ、秋の紅葉と、3シーズンを通じて行楽客が集まります。ダム下にはパークゴルフ場があり、牛野ダムキャンプ場はテントサイト料が無料で、無料駐車場や炊事場、バリアフリーの車椅子対応トイレが設置されています。

まとめ
牛野ダムは、宮城県大衡村の農業用水の安定供給に貢献するとともに、地域のレクリエーション施設としても機能しています。ダム湖周辺の自然環境とレジャー施設は、地域住民や訪れる人々にとって貴重な憩いの場を提供しています。

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日本のダム 荒砥沢ダム



荒砥沢ダム:宮城県栗原市の多目的ダム
荒砥沢ダムは、宮城県栗原市栗駒に位置し、一級河川・北上川水系二迫川に建設されたダムです。農林水産省東北農政局が造成し、宮城県「栗原地方ダム総合事務所」が管理する堤高74.4mのロックフィルダムで、迫川支流の二迫川のかんがいと治水を主目的とした多目的ダムです。ダムによって形成された人造湖は藍染湖(あいぜんこ)と命名されました。

ダムの諸元と目的
ダム型式: ロックフィルダム
堤高: 74.4m
堤頂長: 413.7m
総貯水容量: 14,130,000m³
利用目的: かんがい、洪水調節
事業主体: 農林水産省東北農政局
発電所名: 迫川上流土地改良区(小水力発電事業)、認可出力1,000kW
施工業者: 鹿島建設・大林組・西松建設
着手年/竣工年: 1974年/1998年
荒砥沢ダムは、岩手・宮城内陸地震による上流での山体崩壊の跡が「荒砥沢ダムの上流崩壊地」として日本の地質百選に選定されています。この地震による山体崩壊によってダム湖で津波が発生しましたが、ダムの堤体を越えることはありませんでした。地震動による堤体の沈下が見られましたが、ダム本体の安定性、安全性に直ちに危険を及ぼすものではありませんでした。

まとめ
荒砥沢ダムは、宮城県栗原市のかんがいと治水を主目的とした多目的ダムであり、地域の水管理に重要な役割を果たしています。また、ダムによって形成された藍染湖は、その美しい景観で観光地としても人気があります。地震による影響を受けながらも、ダムはその機能を維持し、地域の安全と発展に貢献しています。

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日本のダム 湯田ダム



湯田ダム:岩手県和賀郡西和賀町の特定多目的ダム
湯田ダムは、岩手県和賀郡西和賀町杉名畑に位置し、一級河川・北上川水系和賀川に建設されたダムです。国土交通省東北地方整備局が管理する特定多目的ダムで、北上特定地域総合開発計画(KVA)に基づき計画された「北上川五大ダム」の一つです。堤高89.5メートルの重力式アーチダムで、東北地方では唯一の存在です。ダムによって形成された人造湖は錦秋湖(きんしゅうこ)と呼ばれ、観光地としても知られています。

ダムの諸元と目的
ダム型式: 重力式アーチダム
堤高: 89.5m
堤頂長: 265.0m
総貯水容量: 114,160,000m³
利用目的: 洪水調節、不特定利水、発電
事業主体: 国土交通省東北地方整備局
発電所名: 仙人発電所(37,600kW)、和賀川発電所(15,500kW)
施工業者: 鹿島建設
着手年/竣工年: 1953年/1964年
湯田ダムは、北上川水系の治水と利水を目的に建設されました。特に、一関市付近で川幅が狭くなる北上川上流部では、大雨による度重なる洪水被害が問題となっていました。この問題に対処するため、北上川本流と主要な支流に多目的ダムを建設する北上川五大ダム計画の一環として湯田ダムが計画されました。

まとめ
湯田ダムは、岩手県和賀郡西和賀町の洪水調節、不特定利水、および発電に重要な役割を果たしています。また、ダムによって形成された錦秋湖は、その美しい景観で観光地としても人気があります。ダムと湖は、地域の自然環境との調和を示す貴重な資源となっています。

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