日本のダム 青方ダム
日本のダム:青方ダムの概要と特色
青方ダムは、長崎県南松浦郡新上五島町青方郷に位置するダムで、釣道川水系の釣道川に建設されています。
1. 青方ダムの技術的特徴
ダム型式: FN/重力式コンクリートダム
堤高: 27.5 m
堤頂長: 131 m
堤体積: 29,000 m³
流域面積: 3.5 km²
湛水面積: 11 ha
総貯水容量: 550,000 m³
有効貯水容量: 440,000 m³
2. 青方ダムの役割
青方ダムは、長崎県が事業者として管理しています。
このダムは、1975年に着手され、1984年に竣工されました。
3. 青方ダムの特色
青方ダムの上流には公園が整備されており、公園内やその周辺には桜やつつじが植えられています。
このため、春の季節には多くの観光客や地元の住民が訪れ、美しい花々とダムの景色を楽しむことができます。
まとめ
青方ダムは、長崎県の水資源管理において重要な役割を果たしています。
その技術的特徴や役割、そして公園としての特色を知ることで、日本のダム技術や水資源の価値を再認識することができます。
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日本のダム 穴内川ダム
日本のダム:穴内川ダムの特徴と歴史
穴内川ダムは、高知県香美市土佐山田町に位置するダムで、一級河川・吉野川水系穴内川に建設されました。
四国電力が管理を行い、吉野川総合開発計画の一環として建設された発電専用のダムです。
1. 穴内川ダムの技術的特徴
ダム型式: 中空重力式コンクリートダム
堤高: 66.6 m
堤頂長: 251.9 m
堤体積: 219,000 m³
流域面積: 52.7 km²
湛水面積: 195.0 ha
総貯水容量: 46,260,000 m³
有効貯水容量: 43,300,000 m³
発電所名: 穴内川発電所(認可出力12,500kW)
2. 穴内川ダムの歴史
穴内川のダム計画は、戦後の水害対策として経済安定本部が策定した「吉野川総合開発計画」に基づき持ち上がりました。
この計画では吉野川水系に多数の多目的ダムを建設し、洪水調節、灌漑、水力発電を行うことを目的としていました。
穴内川ダムは、この計画の一部として1961年に建設が開始され、1963年に完成しました。
3. 穴内川ダムの役割
穴内川ダムは、発電専用ダムとしての役割を果たしています。
穴内川発電所による揚水発電のほか、四国山地を越えて国分川にも導水が行われています。
また、ダムによって形成された人造湖は穴内川貯水池と呼ばれており、ヘラブナ釣りのスポットとしても知られています。
まとめ
穴内川ダムは、高知県の発電施設として重要な役割を果たしています。
その歴史や技術的特徴を知ることで、日本のダム技術や水資源の価値を再認識することができます。
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日本のダム 池田ダム
日本のダム:池田ダムの役割と歴史
池田ダムは、徳島県三好市池田町西山地先に位置し、吉野川本川中流部に建設されたダムであり、四国のみずべ八十八カ所にも選定されています。
1. 池田ダムの技術的特徴
ダム型式: 重力式コンクリートダム
堤高: 24.0 m
堤頂長: 247.0 m
堤体積: 52,000 m³
流域面積: 1,904.0 km²
湛水面積: 144.0 ha
総貯水容量: 12,650,000 m³
有効貯水容量: 4,400,000 m³
2. 池田ダムの役割
池田ダムは、洪水調節、不特定利水、上水道供給、工業用水、および発電を目的としています。
四国電力が電気事業者として、池田発電所での発電を行っており、最大出力は5,000 kWです。
3. 池田ダムの歴史
池田町のダム計画は、1950年に経済安定本部案で持ち上がりました。
電源開発株式会社が小歩危ダムの逆調整池として池田地点にダム建設を計画していましたが、地元の反対を受けて中止となりました。
その後、建設省案が発展し、早明浦ダムと共に吉野川総合開発の根幹施設として位置づけられました。
水資源開発公団が事業主体となり、1968年から計画が進められ、1975年に完成しました。
まとめ
池田ダムは、徳島県の治水や上水道供給の重要な役割を果たしています。
その歴史や技術的特徴を知ることで、日本のダム技術や水資源の価値を再認識することができます。
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日本のダム 魚切ダム
日本のダム:魚切ダムの歴史と役割
魚切ダムは、広島県広島市佐伯区に位置するダムで、二級河川・八幡川水系八幡川に建設されました。
このダムは、広島県が管理を行う都道府県営ダムとして、1981年に完成しました。
1. 魚切ダムの技術的特徴
ダム型式: 重力式コンクリートダム
堤高: 79.8 m
堤頂長: 255.0 m
堤体積: 317,000 m³
流域面積: 38.4 km²
湛水面積: 40 ha
総貯水容量: 8,460,000 m³
有効貯水容量: 7,840,000 m³
2. 魚切ダムの役割
魚切ダムは、治水、不特定利水、上水道供給、および発電を目的としています。
特に、周辺の自治体への上水道供給や放流水を利用した水力発電が行われています。
中国電力が電気事業者として、魚切発電所での発電を実施しています。
3. 魚切ダムの歴史
八幡川は、過去に台風による氾濫で大きな被害を受けてきました。
特に、1945年の枕崎台風や1951年のルース台風による被害が記録されています。
これらの災害を受けて、広島県は魚切ダムの建設を計画し、1969年に調査を開始。1981年には、魚切ダムが完成しました。
まとめ
魚切ダムは、広島県の治水や上水道供給の重要な役割を果たしています。
その歴史や技術的特徴を知ることで、日本のダム技術や水資源の価値を再認識することができます。
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日本のダム 旭川ダム
日本のダム:旭川ダムの特徴と役割
旭川ダムは、岡山県岡山市北区建部町鶴田と加賀郡吉備中央町大字神瀬に位置するダムで、一級河川・旭川本川中流部に建設されました。
1. 旭川ダムの技術的特徴
ダム型式: 重力式コンクリートダム
堤高: 45.0 m
堤頂長: 212.0 m
堤体積: 146,000 m³
流域面積: 1,140.0 km²
湛水面積: 421.0 ha
総貯水容量: 57,382,000 m³
有効貯水容量: 51,772,000 m³
2. 旭川ダムの役割
旭川ダムは、岡山県備前県民局の旭川ダム統合管理事務所によって管理されています。
このダムは、治水、利水、灌漑、発電といった複数の目的を持つ補助多目的ダムとして機能しています。
当初は「旭川第一ダム」として知られていましたが、下流に旭川第二ダムが建設されたことで、現在は「旭川ダム」として呼ばれています。
3. 旭川ダムの歴史
大正時代には、県営電気事業計画の一環として旭川水系のダム候補地が検討されました。
昭和13年には治水・利水計画が策定され、現在の地点がダムの建設地として選定されました。
第二次世界大戦の影響で一時中断された事業は、戦後「旭川総合開発」として再開され、1954年1月31日にダムの水門が閉鎖され、貯水が開始されました。
4. 旭川湖の魅力
旭川ダムによって形成された人造湖は「旭川湖」と命名されました。
この湖の周辺には多くの桜が植えられており、春には多くの花見客が訪れることで知られています。
まとめ
旭川ダムは、岡山県の重要な水資源として、治水や発電などの多目的で利用されています。
その歴史や特徴を知ることで、日本のダム技術や水資源の価値を再認識することができます。
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