日本のダム 神二ダム
富山県富山市の神通峡に位置する 神二(じんに)ダム。
正式名称は 神通川第二ダム といい、神一ダム・神三ダムとともに神通川の水力発電を支える重要なダムです。高さ40mの重力式コンクリートダムで、1953年の完成以来、現在も現役で発電を続けています。
◆ 神二ダムとは?
● 神通川開発を支える発電ダム
神二ダムは、一級河川・神通川本流に建設された発電専用ダムです。
所在地:富山県富山市岩稲
河川名:神通川水系 神通川
型式:重力式コンクリートダム
堤高:40m
堤頂長:336.8m
完成:1953年
目的:発電
管理者:北陸電力株式会社
神通川第二発電所へ送水し、富山県の電力供給を支えています。
◆ 行きたくなる理由 ― 神二ダムの魅力
● ① 神通峡の絶景に囲まれたロケーション
神二ダム最大の魅力は、美しい神通峡の自然との調和です。
四季折々に表情を変える山並み
エメラルドグリーンに輝くダム湖
静かな峡谷の景色
春の新緑や秋の紅葉は特に美しく、ドライブスポットとしても人気があります。
● ② 天端を歩いて渡れる
神二ダムは、堤体の上が歩道として開放されています。
ダムの上を歩きながら、
上流の穏やかなダム湖
下流へ流れる神通川
神通峡の山々
を一度に眺めることができます。
ダムを「歩いて体感できる」のは大きな魅力です。
● ③ ボート競技の舞台にもなるダム湖
神二ダムのダム湖は水面が穏やかなことから、富山県営漕艇場 が整備されています。
ボートやカヌー競技が行われることもあり、ダム湖ならではの開放感を楽しめます。
● ④ 神一・神三ダムと巡る楽しさ
神通川には、
神一ダム(神通川第一ダム)
神二ダム(神通川第二ダム)
神三ダム(神通川第三ダム)
が連続して建設されています。
3基それぞれに異なる役割と特徴があり、まとめて巡ることで神通川水力開発の歴史をより深く知ることができます。
◆ 見学のポイント
● 重厚感ある9門のラジアルゲート
神二ダムには9門のラジアルゲートが並び、横長の堤体と相まって迫力ある景観をつくり出しています。
重力式ダムらしい力強さを間近で感じられます。
● 神通峡ドライブと組み合わせる
国道41号沿いには展望スポットが点在し、神通峡を眺めながらのドライブも人気です。
庵谷峠展望台などへ立ち寄れば、神通峡の雄大な景色を一望できます。
◆ アクセス・注意点
アクセス:富山ICから国道41号経由で約40分
見学:天端・外観
おすすめの季節:新緑・紅葉シーズン
注意点:
冬季は積雪・路面凍結に注意
管理区域への立ち入りは禁止
ボート競技開催時は周辺利用に配慮する
◆ まとめ ― 神二ダムは“歩いて楽しめる神通峡の発電ダム”
神二ダムは、
神通川ダム群の中心を担う発電ダム
天端を歩いて渡れる貴重なダム
神通峡の美しい自然と調和した景観
神一ダム・神三ダムと合わせて巡る楽しさ
ボート競技の舞台にもなる穏やかなダム湖
といった魅力を備えています。
黒部ダムのような圧倒的なスケールとは異なりますが、神通峡の自然と発電ダムの魅力をゆったり味わえる一基です。神通峡を訪れた際は、ぜひ神二ダムの上を歩き、その静かな景色を楽しんでみてください。