日本のダム 堀川ダム



堀川ダムは、福島県西白河郡西郷村真船に位置し、一級河川阿武隈川水系堀川に建設された中央遮水型ロックフィルダムです。1982年に着工し、2000年に竣工しました。堤高57メートル、堤頂長390メートル、総貯水容量5,500,000立方メートルの規模を持ち、ダム湖は「まぶね湖」と名付けられています。

ダムの特徴と機能
堀川ダムは、洪水調節、河川維持、上水道の供給を主な目的としています。堤体のロックフィル材は、下流の芝原地区や追原地区の農地に堆積している阿武隈川の旧河床砂礫が使用されています。ダム天端は徒歩で通行可能で、ダム直下は芝生が広がる公園になっており、減勢工の直近まで接近が可能です。ダムカードはダム管理所で配布されています。

建設の歴史と背景
堀川総合開発事業の一環として、1982年に着工され、2000年に竣工しました。施工は間組が担当しました。ダムの建設により、白河市や西白河郡、東白川郡の町村に上水道用水を供給するための柴原浄水場が設置され、1日あたり最大21,310立方メートルの水を供給しています。

教育と観光
堀川ダムは、毎年多くの小学生の社会科見学を受け入れており、白河市、西白河郡や東白川郡の各町村の小学4年生が訪れます。ダム周辺の自然環境や広大な公園は、地域住民や観光客にとっても魅力的なスポットとなっています。

堀川ダムの魅力
堀川ダムは、洪水調節や上水道供給に重要な役割を果たし、美しい自然環境に囲まれたまぶね湖周辺は観光地としても人気があります。また、地域の教育活動にも貢献しており、多くの小学生が見学に訪れる学びの場となっています。

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