日本のダム 魚切ダム
日本のダム:魚切ダムの歴史と役割
魚切ダムは、広島県広島市佐伯区に位置するダムで、二級河川・八幡川水系八幡川に建設されました。
このダムは、広島県が管理を行う都道府県営ダムとして、1981年に完成しました。
1. 魚切ダムの技術的特徴
ダム型式: 重力式コンクリートダム
堤高: 79.8 m
堤頂長: 255.0 m
堤体積: 317,000 m³
流域面積: 38.4 km²
湛水面積: 40 ha
総貯水容量: 8,460,000 m³
有効貯水容量: 7,840,000 m³
2. 魚切ダムの役割
魚切ダムは、治水、不特定利水、上水道供給、および発電を目的としています。
特に、周辺の自治体への上水道供給や放流水を利用した水力発電が行われています。
中国電力が電気事業者として、魚切発電所での発電を実施しています。
3. 魚切ダムの歴史
八幡川は、過去に台風による氾濫で大きな被害を受けてきました。
特に、1945年の枕崎台風や1951年のルース台風による被害が記録されています。
これらの災害を受けて、広島県は魚切ダムの建設を計画し、1969年に調査を開始。1981年には、魚切ダムが完成しました。
まとめ
魚切ダムは、広島県の治水や上水道供給の重要な役割を果たしています。
その歴史や技術的特徴を知ることで、日本のダム技術や水資源の価値を再認識することができます。
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