日本のダム紹介: 赤芝ダム
山形県の美しい風景の中に佇む「赤芝ダム」は、荒川水系荒川に建設された重力式コンクリートダムです。
このダムは、高さ31.8メートル、堤頂長57.3メートルという規模で、赤芝水力発電が所有・運営しています。
赤芝ダムの歴史は、1928年に設立された電気金融が小国町に工場を構え、電気製品の製造を始めたことに端を発します。
戦後の経済成長とともに電力需要が増大し、安定した電力供給のためにこのダムの建設が計画されました。
そして、1954年に赤芝発電所が完成。これに続き、第二赤芝発電所も増設され、山形県で唯一の民間企業所有のダムとして、地域の発展に貢献してきました。
特筆すべきは、赤芝ダムの周辺に広がる「赤芝峡」。
この峡谷は、四季折々の美しい風景が楽しめるスポットとして知られています。
特に秋の紅葉は絶景で、多くの観光客が訪れる人気の観光地となっています。
基本情報
ダム型式: 重力式コンクリートダム
堤高: 31.8 m
堤頂長: 57.3 m
総貯水容量: 2,078,000 m³
有効貯水容量: 1,632,000 m³
利用目的: 発電
事業主体: 赤芝水力発電
赤芝ダムは、その歴史と美しい風景で、山形県の貴重な資産として今後も多くの人々に愛され続けることでしょう。
>>ダム探訪のお供のお宿は【Trip.com】
