日本のダム 大柿ダム

大柿ダムの概要
大柿ダムは、福島県双葉郡浪江町室原に位置し、請戸川水系請戸川に建設されたロックフィルダムです。このダムは高さ84.5メートル、堤頂長262メートル、総貯水容量19,500,000立方メートルで、主に灌漑を目的としています。ダムの建設は1972年に始まり、1988年に完成しました。

建設の背景と目的
浪江町と周辺地域では、以前から灌漑用水の確保が難しく、古くからの取水堰や用水路が老朽化していました。農業の近代化を阻害するこれらの問題を解決するために、請戸川上流に大柿ダムが建設されました。このダムは浪江町、双葉町、小高町(現南相馬市小高区)の農業用水供給を改善するための国営請戸川農業水利事業の一環として建設されました。

ダムの影響と管理
大柿ダムの完成により、下流の3,808ヘクタールの水田に安定した農業用水が供給されるようになり、農業の近代化と生産性の向上に貢献しています。また、ダムの建設に伴い、水没区間を通る国道114号の付替えが行われました。ダムの管理は1989年度より請戸川土地改良区によって行われています。

まとめ
大柿ダムは、福島県の農業用水供給の重要なインフラとして機能しています。ロックフィルダムとしての構造を持ち、地域の農業発展に大きく寄与しているこのダムは、今後も重要な役割を果たし続けるでしょう。

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日本のダム 千五沢ダム



千五沢ダムの概要
千五沢ダムは、福島県石川郡石川町大字母畑の阿武隈川水系北須川に建設された中央コア型アースダムです。このダムは高さ43.0メートル、堤頂長176.5メートル、総貯水容量13,000,000立方メートルで、洪水調節と灌漑用水の供給を主な目的としています。1975年に完成し、現在は母畑湖と呼ばれるダム湖を持っています。

沿革と再開発
千五沢ダムは、1967年に国営母畑開拓建設事業の一環として着工され、1975年に完成しました。しかし、その後の洪水被害を受け、1996年には改築工事が計画されました。2009年からは洪水調節機能を追加するための改修工事が行われています。2014年より洪水吐の改築工事が開始され、2023年度内の竣工を目指しています。

まとめ
千五沢ダムは、洪水調節と灌漑用水供給という重要な役割を果たしており、その改修工事によりさらに効果的な機能を発揮することが期待されています。地域の農業と治水対策に貢献するこのダムは、今後も福島県の重要なインフラとして機能し続けるでしょう。

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日本のダム 横川ダム



横川ダムは山形県西置賜郡小国町に位置し、荒川水系横川に建設された重力式コンクリートダムです。このダムは高さ72.5メートル、堤頂長277.0メートルで、総貯水容量は24,600,000立方メートルです。横川ダムは洪水調節、不特定利水、工業用水の供給、および発電を目的として建設されました。

建設の背景
横川ダムの建設は1967年に起こった羽越豪雨による水害後、荒川水系の治水対策として計画されました。この豪雨による深刻な被害を受け、治水安全度を高めるために多目的ダムの建設が必要とされました。

ダムの役割と影響
横川ダムは洪水調節を主な目的としており、荒川流域全体の水害防止に貢献しています。また、地域の工業地域への安定した水供給や水力発電にも利用されています。ダムの建設により38戸の住居が水没し、住民は再建のための補償交渉が行われました。

まとめ
横川ダムは山形県の荒川水系における最大規模のダムであり、その建設は地域の治水と産業発展に重要な役割を果たしています。また、ダムとその周辺は自然環境への配慮が行われ、訪れる人々にとっての観光地としても機能しています。

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日本のダム 本沢ダム

本沢ダムは山形県上山市狸森に位置し、最上川水系の本沢川に建設されたアースダムです。このダムは高さ17.5メートル、堤頂長は81.2メートル、総貯水容量は157,000立方メートルで、主に灌漑を目的としています。1952年に建設された後、1991年からダムの再開発事業が始まり、2003年に完成しました。

地理的な位置
本沢ダムは、上山市の北西部、狸森地区に位置しています。本沢川は白鷹山地・高森山から流れ出て、最上川の支流である須川へと合流する12.5キロメートルの川です。

歴史と再開発
元々1952年に建設された本沢ダムは、1991年に再開発事業が開始され、様々な改修工事を経て2003年に完成しました。この再開発には、ダム本体の掘削工事やコンクリート打設、盛土工事などが含まれています。

まとめ
本沢ダムはその小規模ながらも地域の農業にとって重要な水源を提供しています。再開発を経て現在の形が完成したこのダムは、山形県上山市の自然環境及び地域経済に貢献している重要な施設です。

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日本のダム 最上小国川ダム



最上小国川ダムは、山形県最上郡最上町に位置する重力式コンクリートダムで、最上川水系最上小国川の上流部に建設されました。このダムは、主に洪水調節を目的としており、2015年に建設が開始され、2020年に完成しました。堤高は41.0メートル、堤頂長は143.0メートル、総貯水容量は2,300,000立方メートルです。

建設背景と利用目的
最上小国川ダムの建設は、1961年から続く山形県の堤防整備と河道掘削事業にもかかわらず、繰り返される洪水による被害を軽減するために必要とされました。特に、1975年と1998年の台風による大規模な洪水では、甚大な被害が報告されています。このため、最上小国川での根本的な治水対策としてダム建設が決定されました。

環境への影響と反対運動
最上小国川ダムの建設には、環境保護団体や地元漁業協同組合などからの反対がありました。これは、ダムが生態系に与える潜在的な影響と、特にアユの遡上への影響が懸念されたためです。また、建設に伴う環境評価が不十分であるとの批判もありました。

まとめ
最上小国川ダムは洪水調節に特化した設計であり、通常時は貯水を行わない「穴あきダム」としての機能を持ちます。このようなダムは環境への影響が少ないとされていますが、その実効性や環境保護に対する真の貢献にはまだ議論があります。

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